SSブログ

「和尚」について [気楽に読んでね(^-^)]

私が通う大本山活禅寺には和尚たちがたくさんいます。


皆さんは「和尚」と聞くと、お葬式の時に来てお経を読んでくれる頭を剃った衣を着た人を思い浮かべ、「和尚」は、職業だと思っていらっしゃるのではないでしょうか?


そう。ほとんどの場合、「和尚」はお寺に住み、檀家を持つ僧侶という職業の人のことです。


ところが活禅寺の「和尚」は違うのです。もともと活禅寺は、僧侶ではない普通の人が坐禅(座禅)の修行に来るお寺です。修行が進んで最終的に上り詰めた地位が「和尚」です。(和尚の中にも段階があります。)つまり、活禅寺の「和尚」は、職業ではなく、タイトルということになります。


「和尚」の位を得るためには、たとえば特別の修行を毎年繰り返して10年間やり通し、そのあとさらに修行を積んで・・・という具合に、時間も努力も必要なのです。


私ですか?私は昨日今日入門した人とまったくおんなじ下っ端で、ノンタイトルです。(^^;;
入門後30年たってもこれです。いかに怠け者か、よくおわかりでしょう。


もちろんこんな私が仏教を説くなんて、さらさら出来ません。
だから私は無理せず私の出来ることだけをしようと思っています。

こんな怠け者でも、坐禅(座禅)をするだけで幸せになったよ・・・というお話です。


本当は和尚さんがするような、それこそ心頭を滅却して、坐禅(座禅)そのものになりきるような厳しい修行を続けることが出来れば、自分を変えることも、その結果として他人を変えることも出来たかもしれません。

そういうことが出来る人は、きっと何をやっても成功する人です。
体力もあり、気力も充実していて、精神力も強い人!
そういう人がのめり込むように坐禅(座禅)をすれば、こういう凄い坐禅(座禅)が出来る!
「和尚」になれるのです。


でもこの際、そういう人のことは忘れましょう。(^^;;


問題は、怠け者の、集中力のない、エネルギーのない私に何が出来たのか?ということです。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。