右足と左足 [気楽に読んでね(^-^)]
私の右足と左足。こんなに気になった年はありませんでした。
年をとるのは嫌なものですね。あちこち本当に思いがけないことが起こります。
おっちょこちょいの私は、足を踏み抜いて30センチほどの高さのテラスから地面に落ちてしまったのです。それが4月の半ば。
かなり広い部分に内出血したのですが、いつもどおり色がすぐに消える(紫や黄色になりにくい)漢方薬を飲んでやり過ごしました。
今回はきれいになるのにいつもの何倍の1ヶ月はかかったと思います。
きれいになったと思ったら、その同じところが、こんどは赤くなって広がってくるのに気づきました。
赤くなるだけならまだしも、腫れて浮腫んで来るのです。
しまいには左脚(膝から下)と左足、つまり踝(くるぶしから下)だけが、明らかに右脚右足よりも太く厚ぼったくなってしまいました。
赤くなるだけならまだしも、腫れて浮腫んで来るのです。
しまいには左脚(膝から下)と左足、つまり踝(くるぶしから下)だけが、明らかに右脚右足よりも太く厚ぼったくなってしまいました。
そしてそのうち、赤みはだんだん腐ったような紫色へと変わって行くではありませんか!
これでは長女の結婚式で草履も履けません。
さすがにあわてて皮膚科、循環器科を受信し、「深部静脈血栓症のうたがい」という診断がつきました。
これ自体は結構大変な病気なのですが、そこまで深刻に考えないようにとも言われました。
血栓を溶かす薬も処方されませんでした。
治療には弾力ストッキングを終日はいていることくらいしかなく、一体いつになったら治るのでしょう?
膠原病の疑いまであると脅かされて、まあそれもあと数ヵ月後の検査待ちです。
母はペディキュアの似合う22.5センチのかわいらしい華奢な足をしていたので、幅広で甲高で大足の私は、いつも母がうらやましかったのです。
ところが今回、別物みたいになってしまった右足と左足を比べて、生まれて初めて、健康な私の右足はなんと美しいのだろうと思うことが出来たのです。
病気になって初めて健康の有り難味を知るとよく言いますが、それもさることながら、人間はついつい比較してしまうものなのだなあと思いました。
自分の足を母の足と比較して劣等感を持っていた若き日の私。
いつもはわからなかったのに、不健康になってしまった左足と比べて、健康な右足はなんてきれいなんだろうと思えた私。
いつもはわからなかったのに、不健康になってしまった左足と比べて、健康な右足はなんてきれいなんだろうと思えた私。
幸いなことに発症から2ヶ月ほどすると、症状は自然に改善していきました。
まず浮腫みが取れて、心配していた草履はふだん履いているのがきちんと履けました。
まず浮腫みが取れて、心配していた草履はふだん履いているのがきちんと履けました。
左右の足を比べても、太さや厚ぼったさの違いはありません。
ただ、比べてみれば、まだまだ左足の色はより褐色です。
左右比べないで左足だけを見ていれば、そんなものかと思うだけなのに。
左右比べないで左足だけを見ていれば、そんなものかと思うだけなのに。
すべての不幸の原因は比べることから来るのだなあ。
比べないでそれだけをじっと見ていれば、少なくとも優越感も劣等感も感じないですんでいたのに・・。
比べないでそれだけをじっと見ていれば、少なくとも優越感も劣等感も感じないですんでいたのに・・。
★"「九子のダメ母の証(あかし)日記」が更新されています。(^-^)
確かに、比較して初めて解かることって多いでやすよね。
ともあれ よくなりつつあって何よりでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2017-09-21 21:31)
あっ、ごめんなさい!二つブログを持ってしまったので見逃してしまってすみません。
まったく年は取りたくありませんね。ここ5.6年で病気のやまです。
でもおかげさまで大事にはならずにすんでいます。(^-^)
私は一人っ子だったので、おかげさまで比較はされずにすみました。それはラッキーだったと思います。女の子の場合、どちらかが美人でどちらかがそうでもないというのが多いと思いますが、それを比較されなかった分幸せでした。
健康がいちばんです。健康だったら喜ばなきゃ!
でもそれがなかなか・・ね?(^^;;
by 九子 (2017-09-29 22:01)