女性のための坐禅(座禅) [どうしても知って欲しい大切なこと]
今私は「坐禅ガール」という田口ランディさんの小説を読み始めています。
タイトルにつられて買ったのですが、この本のことはまた改めて書かせて頂くことにして、
彼女が「男たちばかりではなく、女性たちだって座禅をしてもいいじゃないか。」ということを書いていらっしゃるのに共鳴しています。
今晩から明日にかけて寒波がやって来るようですね。
福井県の曹洞宗総本山の永平寺で修行している修行僧たちは、寒さに耐えて過酷な修行をしていらしゃることでしょう。あの長い廊下を、毎朝裸足で雑巾がけしているのでしょう。どんなに辛い事でしょう。
ああいう修行は、出来る人がすればいい・・と言ってしまったらお叱りをこうむるでしょうか?
もちろんわかります。人間の限界を超えてこそ見える世界があるってことを。
自分を打ち破るには、限界を超えなければならないってことも。
限界を超えるには、難行苦行が必ず必要になるってことも。
敵を倒して、自分が生きる戦国社会は、現代社会にも通じる競争の世界です。
こういう世界を日々生きている人には、自分を更に大きくして、上へ上へと登る修行の坐禅(座禅)が必要だと思います。
それこそが永平寺の修行の坐禅(座禅)であり、禅寺で修行する多くの人々の姿なのだと思います。
私にはそれが出来ませんでした。なぜなら、怠け者だからです、辛いのが大嫌いだからです。
その結果、入門以来30年が過ぎて、私はただの初心者。いっしょに入門した人々のほとんどは、和尚という位をもらって、更に修行に励んでいます。
彼らを羨ましいとは思いません。だって初心者でも、私は坐禅(座禅)で幸せになれました。あの頃のように作り笑顔などしていません。毎日の私の笑顔は、幸せでたまらない笑顔です。
女性が坐禅したってもちろんいいのです。
それは戦う男たちの辛い坐禅じゃなくてもいいと思います。
私のように、出来る範囲で、無理しない坐禅でも・・・。
坐禅は幸せの宝箱です。(^-^)
コメント 0