適性の無い仕事 その2 [とんでも人間、とんでも薬剤師]
昨日で出来なかったものが今日突然出来るようになるというのはほぼありません。
もしもあるとしたら、逆上がりや跳び箱の練習を毎日続けていて、突然出来た!という時くらいでしょう。
結局は練習のたまものなのです。
普通の人なら、努力と出来映えは比例します。
ところが私の場合、たとえばどんなに気をつけていてもケアレスミスをする。
まあこういう人間ですから、私の「努力」は皆様の「努力」には遠く及ばないのかもしれませんが。(^^;;
それでもとりあえず自分では一生懸命に間違いをしないように努力しているつもりなのにも関わらず、「えっ!うそ!」が止まりません。
調剤そのものを間違うことよりもまだマシですが、保険請求に間違いがあって戻って来るレセプトが毎月のようにハンパなくあります。
間違いが頻繁に起こると、だんだん自分の調剤に自信がなくなります。
こんな風に間違えているうちに、そのうち命に関わるような重大な事故を起こして、
誰かを殺してしまうんじゃないか!
それが私の中での最大の怖れです。
よく言われますよね。出来ないことは諦めて、出来ることだけ努力しようって。
自分の中で、いくら注意しても努力をしても減らない数々の失敗をゼロにするのは「出来ないこと」なのであり、それをなくす努力を重ねることは、まあ、無理、無駄なことのようです。
笠原十兵衛薬局の処方箋が飛びぬけて少ないのは、そんな事情があるのです。(^^;;
調剤数が少ないから、薬の知識もほとんど増えない。
あっ、こっちは私が怠けているからです。(^^;;
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