青山テルマとおかあさん [気楽に読んでね(^-^)]
先日テレビで久しぶりで青山テルマを見ました。歌番組じゃなくて、トーク番組というか、彼女の生い立ちを振り返るような企画でした。
青山テルマ。ちょっとハスキーな声でバラードを歌う混血の少女歌手。「そばにいるね」がヒットしましたね。
youtubeを見ると大人しい感じですが、10年ぶりに見る彼女は、髪をピンクに染めて却って若返ったみたいでした。
彼女は自分の過去をこう話ました。
「自分が(黒人との)混血だから、お母さんは自分をインターナショナルスクールに入れた。」
最初聞いたとき、混血なら混血らしく二ヶ国語が話せた方がいいという意味かと思いましたが、そうではありませんでした。
お母さんはテルマが普通の小学校に行っていじめられることを心配したのです。
お母さんはテルマが普通の小学校に行っていじめられることを心配したのです。
そしていよいよ中学に入る頃に、おかあさんのお金も底をつき、インターナショナルスクールの高い学費を払えなくなってしまうのです。
さて、どうしよう!
さて、どうしよう!
ここでもお母さんはとても聡明でした。
ならばアメリカへ行ってしまおう。アメリカなら義務教育はただで受けられる!
ならばアメリカへ行ってしまおう。アメリカなら義務教育はただで受けられる!
かくして中学生活を彼女はロサンゼルスで過ごすことになります。
アメリカに行けば肌が黒くてもいじめられない。でも実際はそう甘くはありませんでした。
学校の初日、彼女は背の大きなメキシコ人の女の子に押し倒されます。理由も何も無いのに・・・。
テルマは逃げ出したいのをこらえて、向かっていきました。そしてその子を逆に押し倒すのです。
それ以降、その女の子は二度と彼女をいじめなくなりました。
その上、テルマを理解する親友にもめぐり合ったのです。
アメリカでも仕事で忙しかったお母さんを待ちきれずに、夕食をほとんどその親友の家で家族同様にして食べていたというテルマ。
アメリカ人の家庭はもっと殺伐としているのかと思いきや、そんな風に人のよい温かい家庭があるんですね。
その後ゴスペルを習ったりしておかげでテルマは自信を持ち、「自分なら何でも出来る」という万能感とともに日本に帰ってきたそうです。
ただ、世の中そんなにうまくはいかない。芸能プロの同期の子に次々追い越され、デビューしても自分が欲しているものは歌わせてもらえない。
10年間、さぞやいろいろあったのだろうとは思いますが、10年ぶりに見た彼女が若返ったように生き生きと見えたのは、現在彼女がすべてを自分でプロデュースして、本当に自分が歌いたい歌が歌えるようになったからでした。(^-^)
さて、どういう風に坐禅(座禅)に結び付けましょうか?
自分のことは自分で決める!それが難しい人も結構いるんじゃないでしょうか?
いつも誰かに決めてもらっていた私のような人!
でも、自分で決めたときに始めて、本当の自分が生きられるようになる!
決めるのが難しい人は、坐禅(座禅)に後押ししてもらいましょう!!