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「陸王」手に汗握りましたね! [気楽に読んでね(^-^)]

やっぱり池井田潤、さすがだなあと思いましたね。


零細企業で働く人々の姿は「下町ロケット」に重なりました。

そういえば「下町ロケット」も社長は役所広司だったんでしたっけ?

いや、違いました。阿部寛さんでした。(^^;;


熱い人たちですね。働き者ですね。お金じゃないものに命をかけられる人たちでしたね。

それがきっと今日の日本を作り出した昭和の一時期の日本人の姿だったかもしれません。


こはぜ屋の靴を作り出す情熱に応えるように、茂木君も頑張りました。

記録にすべてをかける、一瞬一秒も気を抜かないで、自分の能力の最善を尽くす。

そのために、完璧なコンディションで、最上の道具を求める。

一秒の何百分の一、何千分の一の世界で競っている彼らアスリートの意地とプライド


アスリートというのは、こういう世界を生き抜いているからこそアスリートなんだ!

ぎりぎりの世界のそのまたギリギリで、伸び代を作り出しているんですね。


そういうさわやかな挑戦ばかりではなく、会社同士の騙し騙されるどろどろの戦いも描かれています。


資金繰りに困り、大企業フェリックスが子会社になれば借金は消えると提案してきた時、一度はそれを受け入れようかと考えた社長でしたが、結局は申し出を断ることになりました。


その時バックで動いていたのはこはぜやの宿敵であり、茂木選手のサポートをしている大会社アトランティスでした。


私なんかは「商売とはとても言えない」と言われた薬局をやってるだけですし、何より「細く長く」が家訓の店ですから、こういう企業同士の騙しあいなぞ無縁で生きておりますが、

松岡修造さん演じるフェリックスの社長が、真摯な笑顔の裏側であやしくほくそ笑んでいる姿など見たくもありませんし、こういうことが普通に行われているような世界に足を踏み込みたくもありません。


それに比べて、素朴で、真面目で、一途で、団結力のあるこはぜ屋の従業員たちの姿には、日本人として胸が熱くなりますよね。

(ついこないだのブログで「みんな一緒は嫌い」と書いたばかりでしたが。(^^;;)


結局みんなが大好きなこっち側が勝つんです。敗者はずるいアトランティス。


スポンサーを差し置いてこんなことありえないだろうけど、優勝会見で自分が履いて勝利した「陸王」の宣伝を茂木くんがしたものだから、「陸王」は売れに売れて・・。


そしてフェリックスが最終的に折れて、5年間のうちに借金をちゃらにするなら3億円を貸してやろうと申し出て、その5年後にはこはぜ屋は「陸王」を30億も売り上げるほどの会社になっていました。


その他にレース中にライバル毛塚が給水所で水を取り損ねて辛そうだった時に茂木君が自分の水をわけてやったりとか、まあ日本人が大好きな展開で(^^;;、これなら視聴率20%は軽いでしょう。


坐禅(座禅)以外のものでも、良いドラマ元気をくれますね。(^-^)

さあてと、「陸王」で元気をもらったところで、仕事収めまでもう一息!


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