一日に何回「すみません。」を言っていますか? [気楽に読んでね(^-^)]
他人が怖い日本人が多いということと、「すみません」を言う習慣には何かつながりがありそうに思えませんか?
よく考えてみると「すみません。」を「有難う!」と置き換えるべきなのに、ついつい言い慣れた「すみません。」を使ってしまう人、たくさんいるのではないでしょうか?
「有難う!」は他者と対等です。ところが「すみません。」には卑下の気持ちが入りますよね?
「すみません。」は日本人同士のコミュニケーションにとってとても大事な言葉です。この一言が言えないために、喧嘩をしたり、恨まれたりした人だってたくさんいるでしょう。
日本人同士ならすぐに理解しあえる「すみません。」が、外国で何気なく”Sorry.””Excuse me.” と同様に使ってしまった結果、それは自分に非があると認めることになり、莫大な賠償金を払わされたという話はあちこちで聞きます。
まあそんなことまで持ち出さなくても、「すみません。」の使い方を特に国外では慎重にしましょう。
日本人はただでも人がいい。騙されやすかったり、お金に淡白だったり・・。
私たちはお金で片が付くなら面倒なことに巻き込まれるよりずっと良いと考えてしまいますが、お金を取られるのは絶対に嫌だと思う人々がたくさんいる。その方が多数派なのかもしれません。
あなたは「すみません。」を一日何回言っていますか?
職種や立場によっても違うと思いますが、わたしはたぶん50回くらいは言っていると思います。
日本人同士の日常では、確かに「すみません。」は潤滑油になります。
運転中「すみません。」と会釈されて横断歩道を渡られるのは気持ちのいいものです。
だけどよく考えてみると、すみませんと言って頭を下げるのは、確かに自分を相手よりも見下す姿勢になります。そういう動作を一日数十回するというのは、自分の中のプライドに楔を打ち込む行為だとは言えないでしょうか?
私の親せきのように10歳で「人間はみんな同じだ!」を悟り、世の中の人を誰も怖いと思ったことがないというような人は例外でしょう。
「私、少しずつでも強くなりたいわ。」という人は、まず「すみません。」を「有り難う。」に替えていくべきだと思います。
今年もいよいよ押し迫りました。
良いお年をお迎えください。(^-^)