本のお知らせ、九子家最後の寒中見舞い 、そして・・・。

- 作者: 笠原 久美子 (「雲切目薬」の笠原十兵衛薬局 18代店主)
- 出版社/メーカー: NextPublishing Authors Press
- 発売日: 2020/09/03
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
人を傷つけた! [とんでも人間、とんでも薬剤師]
人を傷つけた。
傷つけたことは以前からわかっていたが、その程度がどんなで、その人にとってどれだけ大きなダメージだったかは最近知った。いまだその内容の細かいところまでは把握していない。
自分にとっては、それがその時点での最良の選択のように思えた。
その人にとっては少々迷惑なことかもしれないが、長い目で見たら吉と出る。
その人もあとで喜んでくれるだろうと高をくくった。
その目論見がはずれた。
中身はわからないが、その人に仕事上大きな迷惑をかけてしまった。
その結果、その人につながる人々をも裏切ることになってしまった。
つくづく自分は社会性が足りない人間だと思う。
友達も少ない。社会に出て働いた年月も短いから、仕事の厳しさがわかっていないのかもしれない。
今出来るのは、その人に手紙を書いて謝ることくらいだ。読んでくださるとは限らないけれど・・。
たまに考える。もしも相手の気持ちが手に取るようにわかったら、少なくとも日本語としていつの間にか定着してしまった「フォロー」というやつがし易いのではないか?
自分のような馬鹿な失敗をしでかさずに済んだのではないか?
でもやっぱり考え直す。「サトラレ」を見るまでもなく、考えていることがすべて相手にわかってしまったら、秘密も何もあったもんじゃない。それはそれで最悪だ!
結局人間一人が一つの世界として完結しているということは、まぎれもなく幸福なことなのだ。
自分のダメさ加減に辟易してる時、子供が奥さんと喧嘩したと言って帰ってきた。
笑ってしまった!
ついさっきまでダメだダメだと思っていた自分が、訳知り顔でお説教をしている!
「彼女だって疲れてるんだからさあ、わかってあげなくちゃあね。」
って、自分にそんなこと言う資格あるの?
その時に突然「役割」という単語が降りてきた。
そう。これは、母親の役割。子供にお説教するのは親の役割!
他の人には決して出来ない役割ならば、うまかろうが下手だろうがやるしかない。
資格があろうがなかろうが、今与えられた役割を淡々とこなすしかない!
たぶんこの次のブログで、九子の夢の坐禅の本のご紹介が出来るだろうと思う。
30数年間、坐禅をちんたらやった。
それはそれで、やらないよりはずっと良かった!
だけどもう少し頑張ってやっていたなら、物事の正しい判断がよくできていたはずだった!間違いも反省ももっと少ない人生だったに違いない!
(九子のブログにも同文を投稿します。)
大変遅い年賀状2020 [気楽に読んでね(^-^)]
坐禅はやっぱり凄い! [どうしても知って欲しい大切なこと]
ここへ来て、坐禅の良さを再確認しています。
(つまりは、しばらく怠けていたということです。(^^;;)
ああ、やっぱり坐禅は素晴らしい!
私という人間、人様よりもいろいろなことが不安になりやすいたちのようです。
韓国うつの話もそうでしたが、韓国がいろいろ言ってきたところで差し当たって
私自身の生活にはほとんど支障がない。
日本だってそんなに影響がなかろうと思う。むしろ影響ありまくりなのは韓国の方!
それなのに、なんだか不安になる。余命短い私たちよりも、むしろ子供たちの未来が心配になる。
子供たちなんか、事の重大さを知ってか知らずか、まったく心配していない風。
それぞれの毎日の中で困ったり喜んだりしているだけ。
まあ、そんな子供たちを見るととりあえず安心はするのですが・・・。
そんな時に気になるのは、書こうとしている坐禅の本の事!
かなり商用出版の確率は少なくなったとは言え、これから手を染めようとしている
アマゾンでの電子書籍出版でも、自分で書いた坐禅の効用をいつでもどこでも確かめる事が出来なければ、私が書いたことは嘘っぱちになる!
自分はふだん薬のおかげでほとんど落ち込まずに平らな気分で過ごせるのだけれど、(だからついつい坐禅をさぼってしまうのだけれど)、たまに不安の発作が押し寄せてきたとき、坐禅は本当に私の不安をとりのぞいてくれるだろうか?
いや、本を書いた当初は確信していたけれど、それからあまりにも長い年月がたち、昔よりも一生懸命坐禅をしていない身で、大丈夫だろうかとふと心配になることもあるのです。
結論から言うと、大丈夫でした!
坐禅はあの頃と同じように、私の心配を瞬く間に取り除いてくれました。
もっともひと月近くまともに坐禅をしない日が続くと、やはり坐禅の呼吸に入るのには時間がかかるようです。
最初の日は100点満点の70点くらいの坐禅しか出来ないかもしれません。
次の日になってやっと、昔と同じように森林浴をした時のようなさわやかな空気が胸の中に充満しているような感じが戻ってきます。
そうなればもうしめたもの!
韓国と戦争が始まる不安も、日本が貧乏になって未来が暗い心配も、あなたはすっかりと忘れ去り、充実した一日を送ることができるのです!!(^-^)
人を決めつけるのはやめた方がいい [気楽に読んでね(^-^)]
いつだったかどこだったか、似たようなことを書いた記憶がありますが、また同じようなことが起きました。
ネットで見たと雲切目薬の注文電話を頂きました。初めての方だと思ってお名前まで伺ったところ、お名前に記憶がありました。
さらに確認してみると、2回ほど未払いのあるお客様でした。
しばらくしてから電話を返しました。お留守だったので留守電に、「未払い分があるので代引きで今までの不足分を上乗せしてのお届けになります。」と入れて切りました。
次の日朝、その方の電話番号から着信がありました。出てみましたが無言です。
すぐに折り返しましたが、「近くにおりません。」と、つながりません。
私は思いました。ああ、この人は入れた留守電で未払いを請求されたのに腹を立て、無言電話をかけてきたんだな。たちの悪いお客さんだったんだな。って。
いつも申し上げるように雲切目薬のお客様は本当に誠実な方ばかりで、後払いなのにほとんどのお客様はきちんと払って下さいます。でも数%はそんな方もいらっしゃるのです。
ところが夕方、その人から再び電話がありました。
未払いがあったのは知らなかった。引っ越しをして住所が変わったので、もしかしたら未払い通知が届いてなかったのかもしれない。しばらく出張で留守にするので代引きは難しい。注文は保留にして欲しい。また電話します。とのことでした。
私が「たちの悪い人」と判断してしまったポイントは、結局は一本の無言電話。
電話のトラブル?で通話出来なかったのを、あるいは急いでいて後からかけなおそうとすぐに電話を切ってしまったのを、嫌がらせの無言電話と勘違いしてしまったこと。
こういう勘違いって、本当に多いと思います。
ミステリーの再放送をよく見ている主婦の方!(私もね(^^;;)
『遺留捜査』で上川隆也演じる糸村くんが「3分だけ僕に時間を下さい!」と言って犯人を諭す内容は、いつも犯人が殺してしまった人がどんなに犯人を愛していたか!ではないですか?
そして犯人は自分の勘違いに、もう絶対に元に戻せない結果に、後悔しさめざめと涙を流す。
そんな命にかかわる勘違いは早々あるものではないと思いますが、勘違いって本当に多いと思います。
ああ、そうだったのか!と気づいてみると、自分の思慮の浅さや思いの足りなさ、
ものの見方の一面性なんかを思い知らされますね。
皆様、たまには年寄りのいうことにも耳を傾けてみましょう。(^^;;
夢をあきらめることは簡単じゃない! [気楽に読んでね(^-^)]
皆さんは私の夢をもうご存じだと思います。
そうです!坐禅の本を書いて、自分と同じような人、つまり他人が怖くて世の中が怖くて、毎日が辛くてたまらない人に読んでもらうこと。
今その夢が曲がり角に来ています。
実はもう14,5年も前から書き始めて、書き直し書き直ししながら、7、8年前から出版社さんを周り、少なくとも二十か所ほどの出版社さんに当たりましたが、今もって良いお返事が頂けないのです。
好評価して下さった編集者さんと編集長さんはお一人ずついらっしゃり、その方々の御言葉を支えに今まで頑張ってきたのですが、さすがに連敗に続く連敗で少々がっかりし、全国出版は諦めて、地方出版にしようとか(それだって厳しいと思います。)、電子出版にしようとか、いろいろ考えています。
でもそういう時、子供から「ママ諦めちゃうの?」なんて言われると、また元気が出てきたり・・。家族の言葉って力になりますね。(^-^)
もちろん諦めません。
でも、こういう本を必要としている人は少なくないはずなのに、どうして早く届けられないのかとてももどかしい。
出版社さんに聞いてもいいものなら聞いてみたい。マインドフルネスや瞑想がブームになっても、坐禅はまだ難行苦行の宗教なんですか?
私はそれを、皆さんの誤解を解いて、幸せになる楽ちんな坐禅(座禅)の話をしたいだけなのに、やっぱり売れないジャンルなの?
出版不況は大きいのでしょうね。
コミュニケーションの場では政治と宗教の話はタブーとなっていますが、本を作る時にも宗教の話は禁物なのでしょうか?
そっち系の本はあんまり作っても売れませんよとか・・。
私はドン・キホーテと同じことをしているのかと、時々切なくなります。
ごめんなさ~い。
たまにはこんな気分にもなります。
人間だもの。(^^;;
甘ちゃん [とんでも人間、とんでも薬剤師]
甘ちゃんの二番目は、人に好かれたい欲求が強いことです。
出来るなら、全部の人に「いい人!」と思われたい。
誰からも嫌われたく無い。
「八方美人」と言う言葉でもあらわされますね。
でもそれがあまりいいことではないのは、「八方美人」という言葉が
あまり良い意味で使われないことからもわかります。
敵にも味方にもいい顔をする。それでは「あなた自身」が無くなってしまいます。
あなたが「味方」と思う人に信頼されるためには、「敵」と思う人には嫌われなければならない。
ところが私は「甘ちゃん」ですから、「敵」を作りたくなくてついつい誰それ構わず「いい顔」をしてしまう。
自分を嫌っていると思われる相手にも、「こっちはなんにも思ってないから仲よくしよう」オーラを出してしまう。
嫌われるにはそれだけの理由があるんですよね。こちらがそう思っていなくても、相手を知らずに傷つけていることが・・。
そういう人にはうじうじしないで、はっきりと一線を画しましょう。
好かれようなどと思わずに、「残念だけど、あなたとはご縁がなかった!」と諦めましょう。
甘ちゃんですから、実践するのはなかなか難しいですが・・・。
あの、韓国のこと言ってるわけじゃありませんよ。(^^;;
昔、振り込め詐欺に引っかかりました! [とんでも人間、とんでも薬剤師]
私はつくづく自分が「甘ちゃんだなあ。」と思います。
世の中を知らなさすぎるのです。前期高齢者が近づいてきても、世の中の仕組みも、人の心の中も、わからないことが多すぎる!
両親に愛情をたっぷりかけられて育ったせいか、人を信じすぎ易いです。
でもそれで損をしたことはありません。先祖や仏さまが守ってくださるせいでしょうか?
人を信じた失敗例!
昔、「九子のダメ母の証日記」に書いたオレオレ詐欺体験談をご紹介しましょう(^^;;
この時もギリギリのところで詐欺に引っかからずに済みました。
善光寺郵便局で起こった話ですから、大本山活禅寺と善光寺の二つの仏さまが
私を守って下さったのだなあと思っています。
ちと長いですが、どうぞ!
韓国ウツ [うつ病について]
初孫と娘夫婦を乗せた車が6か月過ごした我が家から去って行った時、ああこれでやっと自分の時間が出来たと思いました。書いてなかったブログも書こう。読んでいなかった本も読もう。
ところがそれからわずか一週間で、私にちょっとした異変が起きたのです。
空の巣症候群と思われるでしょう。可愛がっていた初孫がいなくなって気持ちの中に埋めがたい空洞が出来た!
それなら皆様の同情を得られたかもしれません。
残念ながらそうではなかったようなのです。
前回書いてまた次回も書こうとしている九子のブログに原因があります。
https://kumokirimegusuri.blog.so-net.ne.jp/2019-08-23
韓国!韓国!韓国!
連日嫌でも入ってくる日本と韓国の貿易戦争の話題。
九子のブログに書いた「日本は世界の中では悪者で、韓国の味方をする人が多い」
という記事が九子の頭を悩ませていたのです。
うつ病という素地がありますから、気になることがあるとそればっかり考えてしまう。それ以外のことが考えられなくなる!と言った方が正解の私です。
こんな日本みたいな良い国が、世界の中で悪者になるのは耐えられない!
何か私に出来ることはないだろうか?
と日がな一日考えていた訳です。
韓国関連のネットニュースはくまなく読む。本当によく見てました。
日本びいきのは良しとして、韓国びいきのも読みました。
Google翻訳も使いながら英語記事も読みました。なるほど日本は悪者でした。
そうしたらまあ、気持ちが沈んで仕方がないのです。
それでも何とかしたかった私は、首相官邸HPにある投書箱に投書までしてしまいました。あなたも書けば2000字まで受け付けてもらえます。
「安倍首相の政策には概ね賛成ですが、世界の人々に日本の立場を言葉でアピールして理解してもらう努力をもっとして欲しい。アメリカやドイツで韓国の偏った主張だけが通って日本が悪者になっている現状は我慢できません。」
とまあ、こんな感じです。(^^;;
こういうことをした日には、少し気持ちが楽になるのです。
韓国ウツですね、きっと。そういう言葉があるのかも知らないし、同じ症状になった人がいるのかも知らない。
戦後生まれで右肩上がりの日本だけを見て育った私にとって、よその国にこれだけたたかれるという経験は初めてです。まさに亡国の戦いと言っていいでしょう。
韓国という国が、初めて日本という国を、ひいては自分の存在を脅かす敵となったのです。
この状態があともう少し続いていたら本物のウツになったはずなのですが、例の
文大統領のGSOMIA破棄のニュースが飛び込み、日本にとって風向きが良くなって来たおかげで、半分足を突っ込んでいたうつ病から抜け出ることが出来ました。
わかりません、でも。また日本の風向きが悪くなれば、症状が出るかもしれません。
うつ病を持っていらっしゃる方、落ち込みやすくて気分転換が下手な方、どうか気を付けてください。
うつ状態になりやすい人は、そればっかり考えるのをやめられません。
やめようとは思うのだけど、気が付くとそのことばっかり考えてしまっている。
こんな人は要注意です!
たぶん認知療法というのをお医者様から教えていただくのがいいと思います。
そう言う私が真っ先に習わなければ・・・!(^^;;
愛情が薄い私! [気楽に読んでね(^-^)]
またまたこんなに時間が空いてしまいました。
つくづく私は怠け者!!毎日必ずこれをしよう・・はおろか、一週間に一度でも、一月に一度でも、続けることは難しいのです!
まあ言い訳はいくらでもできます。初孫が出来て生活が一変した。
孫と娘とお婿さんがいる生活はもちろん楽しいですが、長いこと二人だけで暮らしていた気楽な暮らしと比べると、結構体力がいります。
世の中の仕事の出来る人は、どんなに疲れていてもどんなに体調が悪かろうと、自分で決めたことは必ずやり切るのだそうです。
そういうひとつひとつの積み重ねで、仕事の出来る人はますます仕事が出来るようになり、リーダーと言われる人になっていくのでしょう。
リーダーにはほど遠い私は、今考えるとまったくもって無邪気な悩みに取りつかれていました。
私はおばあちゃんになったら、孫を可愛いと思えるかどうか??
誰もが孫は可愛いと言います。それが普通の人の普通の思いなのかもしれません。
ところが私はあまり「普通の人」ではありません。犬猫を見ても可愛いと思わないではありませんが、すぐに手を出す方ではありません。
私は愛情が薄いのかな?というのは、結構長いこと思っています。
だから、初孫が産まれた時、もしも可愛いと思えなかったらどうしよう?
それは割と真面目に悩みました。
そんなバカなことで悩んでる人、まさかと思うけどいらっしゃいますか?
大丈夫でした!!
私でもすごく可愛く思えました。ただ見ている時はあんまりでしたが、
この手に抱くと全然違います!!
だから安心してください! わたしでも大丈夫でしたから、きっとあなたでも
大丈夫です!
そのうちだんだん大きくなって、力が強くなって、泣いてばかりで手に負えなくなって、こんな手にかかるもの、どこかに放り投げたいと思うこともあるかもしれませんが、なかなかそうは出来ないもんです。
あなたの大切な未来だと思えるからでしょうか?
不思議です。(^-^)