「寝る暇なんかないよねえ。」 [どうしても知って欲しい大切なこと]
タイトルの言葉は、兄妹の多い家の長男に嫁ぎ、苦労しながら一人息子を京都大学の医学部に入れて人望のある医者に育てたスーパー義姉の言葉です。
もう80歳になるのに、日本画を描き、琴やサクソフォンを習い、器用な手で手芸も達者で、いろいろなものを手作りしては出品したりしています。
その義姉が「いろんなことやってると、寝る暇なんかないよ。」と言うのです。
もう、私とのあまりの違いに自分が一瞬情けなくなりました。
さてこの私はどうでしょう?
「このブログは3日ごとに更新するぞ!」と勇んでいたのに、やれ、長女の結婚式で忙しいの、お腹が痛くて調子が悪いの、風邪気味で熱っぽいの(実際の体温は36.5分(^^;;)いろいろ口実をつけては、今回1週間近くも更新できませんでした。その間、寝ている時間がチョー長かったです。(^^;;
しみじみ感じました。「世の中には2種類の人間がいる。どんな時でも例外を作らずに毎日努力し続けて、突き進める人と、それが出来ない人だ!」ということです。
前者の代表が義姉であり、片岡鶴太郎だろうと思うのです。
片岡鶴太郎は、ヨガにのめり込むあまり、長年連れ添った奥様と離婚されたそうです。
そればかりでなく、ボクシングや、絵の世界でも超越した才能を示しています。
そればかりでなく、ボクシングや、絵の世界でも超越した才能を示しています。
「猪突猛進」という言葉を思い出します。いったんこうと決めたら、その目標に向かってわき目をふらずにのめりこめる人。
結果を出すのは、世の中を変えるのは、絶対にこういうタイプの人です。
仕事量がハンパじゃないですもん!
人の何倍も練習して、人の何倍も考えて、自分なりのものを作り上げる。
その結果、誰に見せても評価の高い一級品が出来上がる。
仕事量がハンパじゃないですもん!
人の何倍も練習して、人の何倍も考えて、自分なりのものを作り上げる。
その結果、誰に見せても評価の高い一級品が出来上がる。
後者の人、つまり、私ですね。(^^;;
後者の人が前者の人に勝てないのはもう一目瞭然です。
だって私が寝てばっかりいる間に、彼らは努力して練習し、作品を作っているのですから。
後者の人が前者の人に勝てないのはもう一目瞭然です。
だって私が寝てばっかりいる間に、彼らは努力して練習し、作品を作っているのですから。
そういう時ね、坐禅(座禅)を知る前の私なら、自分が何もしていないのをさしおいて、なんだか苦々しいような、悔しいような、うらやましいような、そんな気持ちでそういう人々を見ていたような気がします。そう。嫉妬心だったのかな?
坐禅(座禅)を知ってから、そういう苦々しい思いに煩わされることがなくなりました。
ああやって努力して、大きな仕事をして、世の中に貢献できる人はスゴイ! 本当に凄い!
だけど私にはそんな生き方は出来っこないんだから仕方がない。無い物ねだりはやめにしよう。
眠ると身体も心も楽になる!エネルギーの足りない身体を眠りで支えているんだから、眠る時間は私にとってとても重要な時間なんだ!
そういう風に生まれついたんだから、仕方ないじゃない!
私には絶対に、出来る彼らにない良さがある。
怠け者でも、頑張れなくても、少なくとも私と同じような気弱で意志の弱い人々を思いやれる、寄り添える、そんな力がきっとある!
何十分かの坐禅(座禅)が終わった瞬間、そういう気持ちに自然になれるのが、坐禅(座禅)の醍醐味なのです!