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シャープのV字回復 [どうしても知って欲しい大切なこと]

シャープが外国に身売りすると聞いたとき、本当にがっかりしました。それも台湾の企業とは言え、中国にも大きな工場を持ち、子会社も持っているなんて、中国企業と同じなんじゃないの?そのうち技術も食い尽くされて、いつか捨てられちゃうんじゃないの?


ところが1年経ってみたらまさかのV字回復で、シャープは見事東証一部に返り咲いたそうです。

鴻海(ホンハイ)という企業の会長であるシャープの新社長は、就任時にそれを約束していたそうです。

東証一部にいることが、会社の一番の信用になる!と。
それを約束どおり1年で実現した郭台銘氏は本当に凄い人だと思います。


記者会見を聞いていたらなんと、日本語!
彼の年代なら、学校で日本語を習った戦時中のおじいちゃんおばあちゃんとは全然違うわけだから、独学で習ったのでしょう。
さすが一日に16時間働く仕事人間です!


とにかく極度のトップダウン型かつ「即断即決」のスピード経営と交渉能力で米アップルなどの優良顧客を次々と獲得し、世界で100万人超の従業員を抱える「鴻海帝国」を一代で築いた凄い人なのだそうです。


やっぱりね!「即断即決」は経営者としてすごく大事なのですね。だからそれが出来ない日本の会社はだんだん影響力が低下していくのでしょう。


でも特にトップダウン型で、即断即決をするということは、社長の責任が非常に重くなる訳ですから、ものすごいストレスだろうと思います。

彼はそのストレスを長年にわたって一人で耐え抜いてきているわけですから、すごく強靭なメンタルの持ち主であるわけです。


一度シャープとの合併が暗礁に乗り上げた時の反省から、「日本人と付き合うには信頼が大事だと分かってきた」と話し、台湾でいつも見せる強硬姿勢を抑えたそうです。
その点の柔軟性も見事です。


私が聞いた彼の日本語の記者会見では、シャープを東証一部に戻す事が自分の目標だったので、自分は社長をいつ辞めてもいいと思っていると語りました。
会社の総意がありさえすれば次の人に譲ってもいいと。
まあ、このあたりが逃げも上手なところですね!(^-^)


カッコいいですね!リーダーとはかくあらねばならないと思いました。


さあ、リーダーを目指すあなた!坐禅(座禅)をしましょう!
あなたにお勧めは、難行苦行の本来の坐禅(座禅)です。
なぜか?


だって、リーダーはいつでも正しい判断が出来なければならないからです。
リーダーが間違うと、組織がつぶれます。会社がつぶれます。日本がつぶれます。

常に坐禅(座禅)をして、正しい判断力を養うこと!それが使命です。


普通の人には、ましてや私みたいないい加減な人間には、そんな難行苦行の坐禅(座禅)は不要です。

集中力が無いなら無いなりに長時間坐っていれば、いつしか幸せな気持ちはやって来ます。


でもリーダーたちにはそんな余裕はありません。
5分、10分坐るだけでぴったりと呼吸を整わせ、坐禅(座禅)の本領発揮の人生を歩んで下さい!

そして日本をV字回復させて下さい!



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困った大人 [どうしても知って欲しい大切なこと]

私が欠点が多い人間であることはもうみなさんご承知の通りですが、私の最大の欠点は集中力が無いことと、エネルギーが無くてすぐに疲れ、へこたれてしまうことだと思います。
 この二つはどこかつながりがあるような気がします。


 遠い昔、出来すぎ母は私がやるべきことをみんなやってくれました。可愛い娘がなんにもやらないですむように、何時も気を配っててくれたのです。
 私はお勉強だけやっていればいいという訳です。


 たぶん私が黒柳徹子さんみたいな子供だったらちょうどよかったかもしれません。自分でやりたいことが多すぎて、次々目移りしていくような子供であったなら・・。

 ところが私はもともとあんまりエネルギーの無い子供のようでした。
 
 母がなんでもやってくれるのをこれ幸いに、自分の世界に閉じこもり何もしないでくだらないことを考えているようなタイプだったのです。
 
 というか、ママがやってくれる分、自分の手足を使って生活する必要はなかったし、それなのにわざわざ手足を使って別のことをするなんて億劫だったのでしょう。

 そう、億劫というのが問題です。


 ごくたまに薬剤師づらしますけど(^^;;、ステロイドは怖い薬だという認識をお持ちの方多いと思いますが、ステロイドが怖いのは、ステロイドに頼って身体が怠け者になって、 本来分泌すべきホルモンを分泌しなくなってしまうからですよね。


結局母にいろいろやってもらう分、私は怠け者が加速して、本来自分でしなきゃいけないことや、自分で考えなきゃいけないことをどんどん母に任せてしまったと言うわけです。


 その挙句、私のエネルギーはどんどん小さくなって行きました。
 エネルギーとは、自分でこれがやりたい、あれが好きだ!と思うエネルギーのことですね。
 平井信義先生おっしゃるところの「自律性」ですね。
 
 もしも黒柳徹子さんだったら、こういう母であっても、充分に自分本来のやりたい欲求が大きかったからそんなにエネルギーの小さい子に成らずにすんだと思います。

 ところが私の場合は、昔から素直で良い子の、親に反発などしない娘でしたから、エネルギーなど最小限。
 その上、野山を遊びまわることも無ければ、けんかをした経験もない訳なので、エネルギーを補充するなんていうことも出来っこない。

 

手足を動かすのにも、それをするために考えるにもエネルギーが必要です。自分でやりたいことも無い、何をする必要も無いとなれば、手足の力もエネルギーもどんどん劣化して行きます。 
 
 それが今日の私の体たらくの原因になっているわけです。(^^;;

 何でも器用にこなせる人は、たぶん小さい頃手足を充分使って、友達と遊べた人なのだろうと私は思っています。
 

子供が勉強ばかりさせられて、先回りして考えたりやってくれるお母さんがいて、遊びの経験がなかったら、私みたいな困った大人になるんだろうな。


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坐禅(座禅)をすれば小心者が大物になれる! [どうしても知って欲しい大切なこと]

なんだかこの頃、これからの日本に希望が持てなくありませんか?
私が育った昭和の時代は良かった!日本が右肩上がりで良くなることばかりを期待しながら暮らしていました。
ところが今はどうでしょう。10年先の未来の日本、20年先の未来の日本、どうも今よりも悪くなりそうな気がして、子供たちのことが心配です。


親戚が電話でマッチング(お見合い)仲介会社に勤めていますが、彼女いわく、「今の若い子達は本当にかわいそう。朝早くから夜遅くまで残業させられて、しかも給料は安くて!これじゃあ結婚したくても結婚できないの当たり前だわよね。どうしてこれからの日本を背負う若い人たちをもっと大事にしないんだろう、この国は?


人口増加の一役を担う結婚産業に従事している彼女の切実な声です。
こういう声があちこちから聞こえてきそうです。


日本人は大変真面目反省ばかりしている民族と言われますから、一歩悪い状況に陥ると、真面目に考え込みます。そして考え込むのが長くなると、更なる沈滞状況が生まれてきてしまいます。


ここで坐禅(座禅)が役に立つ!と私は思います。


私たち庶民の一人ひとりは、坐禅(座禅)をしてなるべく楽観的に日本を見つめましょう。


坐禅(座禅)をした一人一人の心には「そんなに不安がること無いよ。日本はここまで進歩して来た素晴らしい国なんだから、問題が起きても充分に対応する力がある!」という安心した気持ちが湧き上がり、同時に聡明なった頭には、日本の抱える問題点が客観的に浮かび上がって来るでしょう。


日本を率いるリーダーたちには、必死で坐禅(座禅)の修行をしてもらいましょう。
彼らのように才能や能力に恵まれた人には、組織を率いるトップになってもらい、世界の中で戦って日本を守り抜いてもらわなければ困るからです。


こんな風に日本人の誰もが坐禅(座禅)というものの力に目覚めて、日々坐禅(座禅)を生活に活かすことが出来たら、日本はまだまだ安心な夢の国であり続けられると思います。


また言いましょうか?坐禅(座禅)をするとびくびくおどおどしなくなって、さあ、なんてもかかって来い!という気持ちになることが出来ます。


是非是非あなたにも坐禅(座禅)を試して欲しいです。


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堂々とした人間に、私はなりたい。 [どうしても知って欲しい大切なこと]

実は娘と一緒に行ったドイツ旅行で出会った台湾人のおじいさんを私は「凄い!」と思っています。
たった二言三言、英語で簡単な会話をしただけの人です。

いろいろな西洋人に出会ったけれど、別に凄い!とか、怖い!とまで思わせられる人には会いませんでした。


ところが全然普通の人だったそのおじいさんの底抜けの陽気さ、日本人の母娘と見て声をかけてくれた気さくさ何より彼の持つ何ともいえない懐の深さや器の大きさ、そして中国人特有の声の大きさが、私にはなんとなく怖かった!あれが俗に言う畏怖の念というものだったのでしょう。


中国人はどんなダメなやつでも、彼らなりの理屈があってすごく偉そうに見えます。


中国人には太極拳という健康法がありますね。あのゆっくりとした動きと呼吸の中に、彼らが不遜なほど力強い理由が隠されているのでしょうか。


日本人は真面目で誠実ですが、あまりにも他人に気を遣って暮らしてきた結果、自分の欲求にふたをして周りに合わせてばかりの生活に慣れすぎてしまいました。


日本で普通に暮らしていると、あんまり堂々とした人に会わないような気がします。

もちろんそれなりの地位にある人なら別でしょう。でもその人が会社を辞めて「ただの人」になった時、あの台湾人のおじいさんみたいな風格でいられるのでしょうか?


良い悪いは別として、中国人のあの図太いほどの強さは日本人も大いに真似る必要があると思います。

堂々としていることが、世界の中で信用される秘訣だからです。
堂々として嘘を言う方を、おどおどびくびくしながら真実を言う方よりも、残念ながら私たちは信用するのです。


私は自分に自信がなかったので、坐禅(座禅)に出会うまで毎日おどおどびくびくしながら暮らして来ました。
もちろん出来たら堂々と自分に自信を持って生きたかった。
でもそんなこと、どうやっても無理だったのです!


ところが幸運なことに坐禅(座禅)に出会って、私の毎日は180度変わりました。


自分に自信が無いからあんなに怖かった他人が、まったく怖くなくなりました。
自分に自信がついたから、自分の考えが正しいと素直に信じられて、今までより堂々と人前で話せるようになりました。


日本人に足りない自信、強さ、堂々とした態度。

これらはすべて坐禅(座禅)が叶えます!!

かつての私と同じ悩みを持つあなた!

坐禅(座禅)をして下さい!

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マインドフルネス [どうしても知って欲しい大切なこと]

マインドフルネス!!今流行っているようですね。
 

一口にマインドフルネスと言っても定義があいまいで、ズバリ!これ!というのが良くわかりませんでし た。

やっとこちらに、納得のいくマインドフルネスの解説がありましたのでお読みください。


やはりマインド(心)がフル(満たされた)状態のことを示すようです。

とくに『「今の行動にものすごく五感を注ぐことを「マインドフルな状態」』と言うそうです。


アメリカの超有名企業、たとえばGoogle Facebook Yahoo、や政府機関などが積極的に取り入れて、効果をあげているようです。

そして最後に「坐禅(座禅)にそっくりだが、足を組む必要が無い」とありました。


*背筋を伸ばしてイスに座る。足を肩幅に開き、肩の力を抜く。
*視線を斜め前に落とす、または目を閉じる。
*自然に呼吸し、注意を呼吸に向ける。(息を吸ったときに、お腹の皮が上がって、皮膚が少し引っ張られる感覚を感じる。吐いたときにそれが緩む感覚を感じる)
*注意がそれたことに気づいたら、何に注意がそれたのかをそっと心にメモして、注意をまた呼吸に戻す
 最初のうちは、これを5~10分ほど繰り返しましょう。
何だか座禅とそっくりですね。
そうです、禅と一緒です。 でも正座する必要はなく、楽な姿勢で意識をコントロールする訓練と理解していただくと良いかと思います。 (本文のまま)

わが意を得たり!という感じでした。
坐禅(座禅)の場合は、数息観(すそくかん)という呼吸法をします。ゆっくりと数を数えながら一息一息呼吸します。
「ひと~つ」から「とお~」まで数えたら、また「ひと~つ」に戻ります。
集中していないと、数がわからなくなります。集中力の足りない私の場合は、往々にしてすぐに数がわからなくなって、何回も「ひとつ」に戻ります。
それでも、なんとかなります。ある一定時間坐り続けていると、マインド(心)がフル(満たされる)になるのです。幸せな気分になれるのです。
是非皆様にも、坐禅(座禅)を試してみてください。(^-^)
 

"「九子のダメ母の証(あか し)日記」が更新されています。(^-^)

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さまざまな坐禅(座禅)の本のコメントを見て、変だなあと思ったこと [どうしても知って欲しい大切なこと]


坐禅(座禅)の本、いろいろな和尚さまが書いていらっしゃいます。
そして、そういう本に寄せられている感想を読んでみると「あれっ?」と思うことが多いのです。


坐禅(座禅)の本は、皆に坐禅(座禅)を伝えることが一番の目的のはずです。
坐禅(座禅)をして欲しい、禅寺に行って欲しいという願いをこめて書かれていると思います。
でも残念なことに、それが伝わっていない気がします。


「この本を読んで心が穏やかになりました。」
「これを読んでいると、気持ちが落ち着きます。」
「こういう風に考えればいいのかとわかった。」


ほとんどのコメントがこういうものです。

つまり皆さん本を読むだけで完了しまっていて、自分で坐禅(座禅)をしてみる、禅寺に行くという大事なところが抜け落ちている。

それほど禅寺は敷居が高いのでしょう。


禅寺はどうしてこんなに嫌われてしまっているのでしょう?

たぶんそれは、「坐禅(座禅)は難行苦行」という思い込みのせいだと思います。


辛い修行など誰だってやりたくないから、避けて通ろうとする。
できたら禅寺の老師の書いた本を読むだけで、わかったような気になろうとする。


もしも私の本が世の中に出たら、まずは「坐禅(座禅)は難行苦行」という皆様の思い込みが少しは変わって行くと思います。

だって、こんなに意気地なしで、根性無しで、怠け者で、集中力が無くて、頑張れない人間にも坐禅(座禅)が出来たのですよ!あなたに出来ないはずが無いじゃないですか!!


いつも言ってるように、坐禅(座禅)そのものは呼吸と姿勢が正しくて、一定時間集中して坐っていれば、誰にでも出来るものなのです。


難行苦行は、それが本当に必要な人、要するに世の中を引っ張っていくリーダーだけが、より強い力を持つためだけに、自分の能力を最大限に引き出すためにするものだと思います。


だからあなたが私のように、リーダーなんて望まないからとりあえず毎日幸せに生きたいよという人ならば、禅寺に通っても苦しい思いをする心配はまったくありません。


でもとりあえず、坐禅(座禅)の仕方は禅寺で覚えて来て頂かなければなりません。

皆さんが気楽に禅寺に行くようになってくれる日が、一日も早く訪れることを願っています!

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ただそれだけを見つめること [どうしても知って欲しい大切なこと]

前回も書きましたが、競馬馬みたいにいつも自分の進む道意外が見えないように目隠しされてたらいいのだけれど、周りってついつい見えてしまいますよね。自分でも「あっ、今誰かと比べてるから悔しいのだな!」と思うことよくありますもん。


坐禅(座禅)をする時もよく「只管打坐」と言われますが、これは「坐禅(座禅)の呼吸と一体になれ。」ということだそうです。坐禅(座禅)の呼吸それだけに意識を集中して、それ以外を見ない、考えないということだと思います。


「それ以外を見ない」方は、普通のときよりも楽なはず。だって坐禅(座禅)では「半眼」と言われる、

目を開くのでもなく閉じるのでもない状態を続けていなければならないからです。


残念ながらこの「半眼」を続けることさえも、私にとってはとても難しい。
考え事をする癖のある私は、ついつい余計なことを考えてしまって、「あっ、いけない!」と気づいた時には、もう必ず、絶対、100%目をつむっています。

本当にそれはもう確かなことです。余計なことを考えている時は、必ず目を閉じている時なのです。
「目を閉じないこと」これはとても大切なことです。


「数息観」という呼吸の仕方があります。文字通り息を数えるのです。
「ひと~つ」と言う間に大きなゆったりした一呼吸をする。「ふた~つ」と言う間にまた大きく呼吸をす

る。それを「と~お」まで繰り返す。そしてまた「ひと~つ」に戻る。


私は集中力が無いので、「みっつ」くらいで妄想の世界に入ってしまうため、気づいた時にはいくつ数えたのか忘れていて、また「ひとつ」からの繰り返し。
これではいかん! わかっているのですけれどもね、なかなか治りません。
だって物心付いた頃からの癖ですから、そうやすやすと治る訳が無いのです


「半眼」にしろ、「数息観」にしろ、出来た方がいいに決まってます。
それが簡単に出来る人は、人より優れた素質を持つ人でしょうから、リーダーになるための厳しい修行の坐禅(座禅)をされたらいいと思います。


でも私は言っておきたい!
30年経っても、「半眼」も「数息観」もしっかり出来ないこんな怠け者の私でも、坐禅(座禅)で幸せ

になることが出来ました。


要所要所で正しい呼吸が出来さえすれば、そんないい加減な坐禅(座禅)でも、幸せになることは出来るのです。(^-^)

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二つの坐禅(座禅) [どうしても知って欲しい大切なこと]

二つの坐禅(座禅)と言うと、知識のある人は曹洞宗の「只管打坐(しかんたざ)」臨済宗の「公案禅」の違いを思い浮かべるかもしれません。


「只管打坐(しかんたざ)」は、考えてはいけません。ただただ坐禅(座禅)に集中し、坐禅(座禅)になりきる。そのために、呼吸を数える。呼吸に集中することが重要になります。


「公案禅」の方は、「公案」というものをひたすら追求する・・のだと思います。
大本山活禅寺の坐禅(座禅)は曹洞宗の流れを汲むものですから、「公案禅」はよくわかりません。


確かにその二つの大きな違いがあることは確かなのですが、私がここで「二つ」と言っているのはその違いではありません。


「修行の坐禅(座禅)」と、「楽ちんで誰にも出来る坐禅(座禅)」の違いとでも申し上げましょうか?


私個人としては、「修行の坐禅(座禅)」は社会的に地位があり、より上を望む責任を負うリーダーのための坐禅(座禅)だと思っています。


そして「楽ちんで誰にも出来る坐禅(座禅)」こそ、昔の私のようにおどおどびくびく生きてきて、他人が怖く、世の中が怖く、不安で不安で、とてもじゃないけれど幸せになんか生きられないっていう人にぴったりの坐禅(座禅)だと思うのです。


この二つの坐禅(座禅)ですが、坐り方そのものはまったく同じです


要するに私みたいな人間は、集中力も根気も忍耐力も乏しいので、集中し続けることが難しい。

その結果、どうしてもぼーっと別のことを考えてしまうので、坐禅(座禅)の呼吸にたどりついたとしても、その呼吸を長時間、たとえば一時間、二時間と続けることが難しい。


正しい呼吸にたどりつけさえすれば、その時点で自然に楽しく幸せな気持ちになって、不安もあせりも心配もどこかに消え去ってしまって、自分は世界一幸せな人間と思えるようになる!

これは保証します!


実は私は、そこで満足してしまったのです。


もしもこの坐禅(座禅)の呼吸を長時間続けることが出来るようになれば、和尚さんのように、社会のリーダーたちのように、きっと自分の欠点を克服して、自分自身を変えられるような凄い坐禅(座禅)が出来るのだと思います。


でも私は今の自分で満足なのです!
坐禅(座禅)のおかげで自分が大好きになれたのです!


だから、別に、辛い修行をして自分を変えようなんて思いません!


これを読んで下さっていらっしゃる方の中で、自分が大嫌いな人いらっしゃいますか?
そういう人には坐禅(座禅)が是非お勧めです!

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気持ちが流れていくことが一番大事! [どうしても知って欲しい大切なこと]


失敗した時、だれでも全員「しまった!」と思いますよね?
問題はその後です。


「やってしまった失敗を思い悩んでも仕方がない。これから先どうするかを考えよう!」と気持ちを切り替えられる人が「出来る人」です。


ところが私のような「出来ない人」は、なかなか失敗の打撃から抜け出せない。
そもそも、その失敗のことをリピート再生してるみたいに考え続けている。

何時間たっても、そればっかり考える。ほかの事をやっても気もそぞろ。


昔の人は「気が詰まる」と言いました。
「気詰まり」とは、気がその部分に集中してしまって流れていかないということだと思います。


「失敗」という事態が起こったとき、本来ならしばらくすればその「失敗」から気持ちが切り替わって別のことに流れていくはずなのに、それが出来ない。


「失敗した自分」や、「失敗した相手」が、心のほとんどを占領してしまって、特に失敗した相手が自分をどう思うだろうかとか、どうやって謝ればいいかとか、相手に対する恐怖心などでほかの事が考えられなくなる。

それが「気が詰まる」ということなのだと思います。言い得て妙という感じですね!


こういうことは、言ってみれば性格と密接に結びついていますから、なかなか直すのは難しいと思っていました。
だって、昔からそうだもの。なかなか切り替えられない性格だったから。


でも、坐禅(座禅)をすると変わるのです!

失敗した時、もともと気持ちが流れて行き難い自分なのに、そこそこ流れるようになるのです。
かなり気がまぎれて、別の事をいろいろ考えられるようになるのです。


自分の今までと照らし合わせると一目瞭然だろうと思います。

たぶんしっかりと坐禅(座禅)の修行をすれば、もっとしっかりと変わるのだと思います。


禅の和尚さんたちはいつでも「淡々として」いらっしゃいますから。

その時その時に打ち込む。過ぎたことには頓着しない。


さあ、あなたも「気が詰まる」たちの人でしたら、是非坐禅(座禅)を試してみてください!(^-^)

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「寝る暇なんかないよねえ。」 [どうしても知って欲しい大切なこと]

タイトルの言葉は、兄妹の多い家の長男に嫁ぎ、苦労しながら一人息子を京都大学の医学部に入れて人望のある医者に育てたスーパー義姉の言葉です。

もう80歳になるのに、日本画を描き、琴やサクソフォンを習い、器用な手で手芸も達者で、いろいろなものを手作りしては出品したりしています。


その義姉が「いろんなことやってると、寝る暇なんかないよ。」と言うのです。

もう、私とのあまりの違いに自分が一瞬情けなくなりました。


さてこの私はどうでしょう?

「このブログは3日ごとに更新するぞ!」と勇んでいたのに、やれ、長女の結婚式で忙しいの、お腹が痛くて調子が悪いの、風邪気味で熱っぽいの(実際の体温は36.5分(^^;;)いろいろ口実をつけては、今回1週間近くも更新できませんでした。その間、寝ている時間がチョー長かったです。(^^;;


しみじみ感じました。「世の中には2種類の人間がいる。どんな時でも例外を作らずに毎日努力し続けて、突き進める人と、それが出来ない人だ!」ということです。

前者の代表が義姉であり、片岡鶴太郎だろうと思うのです。


片岡鶴太郎は、ヨガにのめり込むあまり、長年連れ添った奥様と離婚されたそうです。
そればかりでなく、ボクシングや、絵の世界でも超越した才能を示しています。

「猪突猛進」という言葉を思い出します。いったんこうと決めたら、その目標に向かってわき目をふらずにのめりこめる人。


結果を出すのは、世の中を変えるのは、絶対にこういうタイプの人です。
仕事量がハンパじゃないですもん!
人の何倍も練習して、人の何倍も考えて、自分なりのものを作り上げる。
その結果、誰に見せても評価の高い一級品が出来上がる。


後者の人、つまり、私ですね。(^^;;
後者の人が前者の人に勝てないのはもう一目瞭然です。
だって私が寝てばっかりいる間に、彼らは努力して練習し、作品を作っているのですから。


そういう時ね、坐禅(座禅)を知る前の私なら、自分が何もしていないのをさしおいて、なんだか苦々しいような、悔しいような、うらやましいような、そんな気持ちでそういう人々を見ていたような気がします。そう。嫉妬心だったのかな?


坐禅(座禅)を知ってから、そういう苦々しい思いに煩わされることがなくなりました。

ああやって努力して、大きな仕事をして、世の中に貢献できる人はスゴイ! 本当に凄い!

だけど私にはそんな生き方は出来っこないんだから仕方がない。無い物ねだりはやめにしよう。

眠ると身体も心も楽になる!エネルギーの足りない身体を眠りで支えているんだから、眠る時間は私にとってとても重要な時間なんだ!

そういう風に生まれついたんだから、仕方ないじゃない!


私には絶対に、出来る彼らにない良さがある。

怠け者でも、頑張れなくても、少なくとも私と同じような気弱で意志の弱い人々を思いやれる、寄り添える、そんな力がきっとある!


何十分かの坐禅(座禅)が終わった瞬間、そういう気持ちに自然になれるのが、坐禅(座禅)の醍醐味なのです!



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